「ついこの間も、シカが3頭、イノシシが1頭、獲れたんです。」
「そんなに!それはたいへん。そんなに居るんだ」
以前にも書いたように、売木村は、村の周りを金網フェンスで囲ってしまって、その中で人間が暮らしています。
おかげで、シカやイノシシなどの動物に出会うことは、ほとんど無くなりました。
花の谷のブルーベリー畑でも、ごく稀にハクビシンかなにかの掘り返した跡を、見かけるくらいです。
けれども、それはそれで、近隣の町や村に、動物たちが行っている、という説もあります。
周りを囲うことのできる村は、地形的にそんなにはないのでしょう。
シカやイノシシは、その金網フェンスの外で、ワナにかかるのでしょう。
気の毒な話ですが、害獣だから仕方がないと、納得はしているつもりです。
「埋めると聞いてるけど、もったいないうか残念な気もするねえ」
「この頃、ペットフードにする話があって、そういう所へ送ったりもしてます。」
そうなんだ。
そう言えば、たまたまですが、わが家にも鹿肉のフードがあります。
都会の知人からいただいたもので、播州かどこかの産です。
今更ですが、いろいろと複雑な心境です。
で、キュートはと言えば、美味しそうにいただいています。