リュウキンカ、日が差してくると花びらを広げ、文字通り金色に輝きます。
福寿草もいいいですが、もっともっと金色だと思います。
「用水沿いに、リュウキンカがあるはずだよ」
十数年前、近所のおばあちゃんから教えてもらった時は、一株だけでした。
でも、一昨年あたりに、その大きな株とは別に、群落を見つけました。
用水沿いの公道とは別の、わが家の花壇の中です。
そうか、正真正銘のわが家のものだ、なんてことはどうでもよくて、けど群落なのがうれしい。
なるべく立ち入らないで、そっとしておくことにします。
「ミツ、持ってく』
村のある人が、言いました。
日本ミツバチの巣箱を預かってくれ、ということです。
借り物とはいえ、わが家の日本ミツバチいないない歴の日々が、ここでひとまず、解消されることとなりました。
でも、大丈夫だろうか。
現在、村の中にある数少ない巣のひとつなのです。
村内に、3つくらいしかないのではなかろうか。
十年くらい前だったら、分蜂するたびに確保して、わが家だけで、8つも巣箱を誇っていました。
ところがその後、どんどんいなくなってしまって…。
もちろん、わが家だけでなく全国的にです。
今では完全に、絶滅危惧種になってしまった、と思っています。
もしも、逃げて行ってしまったら、どうしたものでしょう。
「分蜂したときは、頼むでなあ」
だいたいいつも家にいるので、そこを見込まれてしまったのでした。
ブルーベリー園花の谷への行き帰りに、お客さんたちが立ち寄ることの多い蕎麦屋「侍」、今年も4月1日からだそうです。
通りかかったら、その準備をしている様子でした。
長い冬休みから覚めて…ということでしょう。
今年から、日月休みになるそうです。
日曜日は忙しすぎて大変だったのでしょうか。
ただし、4月1日(日)と2日(月)は開店だそうです。
ちよっとの間車を停めただけだったのに、その間にも車がやってきて、残念そうに帰って行きました。
いよいよ始まると実感しました。
花の谷はと言えば、もちろんまだ冬眠中。
畑仕事はいっぱいしてますけどね。
例年7月になってから開園ですが、この連日の「暑さ」、6月中の開園はないものかと、気の早いことを思っています。
桜の木の高いところにも、2年前に巣箱を取り付けてありました。
そのままにしてあったので、脚立を持って行って、取り外してみました。
掃除をしてやろうと思ったのです。
屋根の板を取ってみると、中には落ち葉がたくさん入っていました。
もちろん、出入り口の丸い穴から、落ち葉が自分で入り込んだわけはありません。
一瞬、どうしたんだろうと思いました。
他の巣箱は、底の方に厚くコケなどが敷き詰められていて、小鳥が使ってくれたと納得しています。
屋根のフタを外して覗き込んだら、卵を温めているお母さん鳥と、目があったこともあります。
どうして落ち葉が入っているんだろう。
ひっくり返してみると、落ち葉の下にはコケなどが敷かれていました。
下の写真は、わかりにくいけれど、そのコケなどと落ち葉です。
そうか、1年目は小鳥、2年目は何か他の動物が落ち葉を入れて、暮らしたのかもしれない。
出入り口の穴が小さいけれど、ムササビあたりは、出入りできそうに思います。
この巣箱は、家のデッキのすぐ向かいにあります。
「小鳥が出入りするのを見たことがない。使われてないんじゃないの」
確かに、わが家ではそう思ってきました。
ちゃんと小鳥さんが使った時もあったし、なにか他の動物の時もあったみたいなのです。
けど、落ち葉の上で寝た様子は、なかった気がします。
何枚も、巣箱の中に詰め込んだ様子でした。
なんだったのでしょう。
待てよ、春がきて何かの動物が、巣を作り始めたところ、だったかもしれません。
車庫の壁に、なにか黒っぽいものがぶら下がっているのに、気がつきました。
ふだん、車の出し入れをしているのに、全く気がつきませんでした。
寒い冬のうちは、車を入れたら急いで家に入ります。
それに、日中、車庫で作業などをすることも、ほとんどないのです。
とは言え、かなりうかつな話です。
よく見たら、コウモリでした。
棒切れでつついてみても、全然動きません。
強く突いたら、カサカサの感じで落ちてきました。
コウモリがミイラ化していました。
まさか寒さのせいなのか、どういうわけでしょう。
冬は、夕方どころか、日中でもシャッターを閉めてしまうから、そのせいかもしれません。
とにかく、気の毒なことをしたものです。
「崩落した土砂が片付けられたみたいで、片側交互通行になってた。回り道はしなくても良かった」
先日書いた国道151号、帯川トンネルの北のほうの、通行止になっていたところのことです。
何しろ山の中の道で、迂回するにしても、簡単ではないのです。
曲がりくねった細い山道を、延々と走っていかないと、通行止めの先には出られないのです。
でも良かった。
片側交互とは言え、通行止めが解除されて。
けれど、本格的な工事が始まれば、また通行止になるかも。
道路関係の担当部署の人たちも、いろいろ気苦労で大変なことでしょう。
と言って、崩れやすい地形、地盤、抜本的な対策は、素人目にもありそうにないのです。
「今朝、行ってきたばかりなんですけど、国道151号、帯川トンネルの向こうで、崩落しそうなのか、したのかで、通行止になっています。」
先ほど聞いたばかりの話です。
早速、検索してみたけれど、まだそれらしい記事は見つかりませんでした。
でも、フェイクニュースということはないと思います。
「新野の道の駅くらで、もう案内が出てました。
飯田方面へ行く小型車は、帯川トンネルを出て橋を渡ったところで、迂回できます。
左折して、和知野温泉まで降りて、アトムの近くへ上がっていくのです」
ということは、大型車は道の駅くらで、売木から平谷へ回ることになるのでしょう。
某宅配便のトラックは、通れていたそうです。
あたりは、以前にも崩落がありました。
昨日までの雨のせいなのか、暖かくなって凍っていたところが解けたせいなのか。
点検だけで通行止め解除、となったらうれしいのですが。
いずれにしても、案内板をよく見て行動したほうがよさそうです。
もちろん、わが家は当分の間、もし飯田方面へ行く場合は、平谷回りにします。