割れない薪の行き場所
田舎暮らしとか薪ストーブ、などというと、斧を振り上げて、スパンとかっこ良く、薪を割るシーンが浮かびます。
でも、もともとが軟弱なので、そういうことは簡単にあきらめて、もっぱら、製材所の薪割り機を利用しています。
ところが、それでも割れないフシ入り丸太はどうするか。
いくら山の中といっても、そのへんにほっておくわけにもいかないしね〜。
すると、名案が・・・。
村内に、木材ボイラーで湯を沸かしている温泉旅館があるのです。
「これ、薪ストーブに入らんで、持ってきた。頼むね」
温泉旅館の薪割り場に持って行くと、知合いのお兄さんが、にっこりと笑ってくれました。いや、呆れてのニヤリだったかもしれません。
それにしも、木材ボイラーって、素晴らしいと思いませんか。
薪で焚いた湯は、体に優しいし、いつまでもあったかいそうです。
それに、雇用の確保、温暖化防止など、いろいろメリットがありそうです。
もちろん、重油を焚くより安上がりだそうです。
写真の下部が、薪割り場です。上部に、煙が写っています。
山あいの静かで味のある宿、塩吹館です。