食べられないクリタケ?
少し前のこと、村の人に連れて行ってもらった我が家の奥さんが見事なクリタケのかたまりを持ち帰りました。自分で見つけたのでなくて、一緒に行った村の人にもらったのだそうです。そのときはショウゲンジやキシメジも採って来ました。
クリタケは昔開田高原でよく採った事があります。自信をもって見分けられる数少ないきのこのひとつです。持ち帰ったのは間違いなくクリタケでした。
「お父ちゃんがねえ、食べてはいけないって。すぐに捨ててね。生きている木に生えるのはだめだって・・・」
一緒に行った人からの電話でした。確かに生きている木の株元に、その木から生えていたそうです。見上げたら青い葉が茂っていたそうです。
残念でしたが、もちろん食べませんでした。たぶん村にそのような言い伝えがあるのでしょう。生えている部分の辺りは枯れていたのだから大丈夫という気がしないでもありませんでしたが・・・。どんなものでしょうか。
まあしかし、我が家ではキノコはそこまでして食べるものではない、という考えかたです。