コーギー犬「ソラ」の日記 僕、いまのところ、元気です 編
今、僕は夕飯をガツガツと食べたところです。いつものご飯に加えて、お母さんが特別に料理してくれたささみも頂きました。
いちばん心配していた病気は、ふたつともだいぶ可能性が少ないようでした。とはいえ、まだまだ様子を見てからでないと・・・、ということだそうです。
でも、もともと単純なお父さんお母さんは、お医者さんの話しぶりや、それからなんと言っても僕の様子から、笑顔が戻ってきています。
「まだ正常な状態からすると半分くらいの貧血状態ですが、この子の中でものすごい勢いで回復しょうとする力が働いていますよ」
今日、お医者さんはそう言いました。
夜のうちに降った雪でシャーベット状態の峠道を越えて、今日は、とても遠くの病院まで行ってきました。
僕のことを気遣って、途中で、何度も休憩をとってくれました。でも、体重こそずいぶん減ってはいますが、いまのところ僕は元気です。
心配はいくつもあるものの、お父さんもお母さんも、とにかく僕の様子を見守るつもりです。
みなさん、あたたかく励ましていただいて、ほんとうにありがとうございました。
そうそう、おとといの午後、僕が久しぶりに売木のおうちに帰って来た翌日のことでした。
病院で、お医者さんが
「今度は反対側のおなかを診ますから」
と、言っているのに、お父さんは、なおもぎゅうぎゅうと、僕を診察台に押さえつけていました。
お医者さんは、困っていたそうです。お母さんが、あとで言っていました。
「今思えば、あのときには、だいぶ元気がもどってきていたんだな。起き上がろうとするから、これはいかん、とお医者さんに協力したんだぞ」
お父さんは、照れ隠しみたいに、僕に言いがかりをつけてきました。
どうも、事態が収まり始めるとピントがずれてくる、というお父さんの傾向も、もとにもどってきたようです。
いちばん心配していた病気は、ふたつともだいぶ可能性が少ないようでした。とはいえ、まだまだ様子を見てからでないと・・・、ということだそうです。
でも、もともと単純なお父さんお母さんは、お医者さんの話しぶりや、それからなんと言っても僕の様子から、笑顔が戻ってきています。
「まだ正常な状態からすると半分くらいの貧血状態ですが、この子の中でものすごい勢いで回復しょうとする力が働いていますよ」
今日、お医者さんはそう言いました。
夜のうちに降った雪でシャーベット状態の峠道を越えて、今日は、とても遠くの病院まで行ってきました。
僕のことを気遣って、途中で、何度も休憩をとってくれました。でも、体重こそずいぶん減ってはいますが、いまのところ僕は元気です。
心配はいくつもあるものの、お父さんもお母さんも、とにかく僕の様子を見守るつもりです。
みなさん、あたたかく励ましていただいて、ほんとうにありがとうございました。
そうそう、おとといの午後、僕が久しぶりに売木のおうちに帰って来た翌日のことでした。
病院で、お医者さんが
「今度は反対側のおなかを診ますから」
と、言っているのに、お父さんは、なおもぎゅうぎゅうと、僕を診察台に押さえつけていました。
お医者さんは、困っていたそうです。お母さんが、あとで言っていました。
「今思えば、あのときには、だいぶ元気がもどってきていたんだな。起き上がろうとするから、これはいかん、とお医者さんに協力したんだぞ」
お父さんは、照れ隠しみたいに、僕に言いがかりをつけてきました。
どうも、事態が収まり始めるとピントがずれてくる、というお父さんの傾向も、もとにもどってきたようです。