「ラーパー」ってなんのこと
昔,生徒たちから「ラーパー」とよばれた中学校の数学教師がいました。
本人は,少しだけ長髪にした天然パーマの髪の毛が、ラーメンのようにくしゃくしゃだから,そう呼ばれている、と理解していました。
「ラーメンパーマ」、略して「ラーパー」。くやしいけれどよく考えたものでした。
なお、少しだけ長髪というのは,
「おしゃれで,時代に合わせて」
というわけではなく,ただ
「床屋へ行くのがめんどくさかったから」
にすぎません。
もし、このあだなに、他の理由があるとしたら、ときどきとても大きな声で、生徒をどなりつけるから、「らっぱ」という意味も、こめられているのかもしれない。
本人は、ことほどさように、冷静に心ひそかに、分析しておりました。
ところがある日、とぼしい知識の中で、フランスやイタリア、スペインといった国々では、英語の「the」みたいなふうに、「ラ」をつけるらしいと気がつきました。
すると、なんだ、「ラーパー」は、英語で言えば、「theパー」ということではないか。
そういうつもりで、この数学教師を、生徒たちは呼んでくれていたのか、あまりのありがたさに涙がでるぞ。
そう思いながらも、それでも本人は、なぜか納得し、あきらめていたみたいです。
今回、このブログに、そのことばを嬉々として、使おうとしているくらいですから。
本人は,少しだけ長髪にした天然パーマの髪の毛が、ラーメンのようにくしゃくしゃだから,そう呼ばれている、と理解していました。
「ラーメンパーマ」、略して「ラーパー」。くやしいけれどよく考えたものでした。
なお、少しだけ長髪というのは,
「おしゃれで,時代に合わせて」
というわけではなく,ただ
「床屋へ行くのがめんどくさかったから」
にすぎません。
もし、このあだなに、他の理由があるとしたら、ときどきとても大きな声で、生徒をどなりつけるから、「らっぱ」という意味も、こめられているのかもしれない。
本人は、ことほどさように、冷静に心ひそかに、分析しておりました。
ところがある日、とぼしい知識の中で、フランスやイタリア、スペインといった国々では、英語の「the」みたいなふうに、「ラ」をつけるらしいと気がつきました。
すると、なんだ、「ラーパー」は、英語で言えば、「theパー」ということではないか。
そういうつもりで、この数学教師を、生徒たちは呼んでくれていたのか、あまりのありがたさに涙がでるぞ。
そう思いながらも、それでも本人は、なぜか納得し、あきらめていたみたいです。
今回、このブログに、そのことばを嬉々として、使おうとしているくらいですから。