13日から、ブルーベリー園花の谷、閉園とします。
まだ実はあるとか、ないとか、人によって意見はわかれます。
しかし、遠くから来ていただくことが多いブルーベリー園です。
せっかく来てもらって、がっかりさせるわけにはいかないと、思っています。
今朝あった電話は、ふたつとも子ども連れで、遊びに行くからと言ってくださいました。
ありがたいことに、たくさん実が欲しいという年代層は、早めの実がある時期に、来てくださるようです。
とにかく、皆さまに助けられて、今年も終わることができそうです。
ありがとうございました。
昨日は三連休の初日、予想というか期待通り、若いファミリーが、ほとんどでした。
期待通りというのは、都会の子どもたちに、遊び場提供をしたい、とも思っているのです。
相変わらずの暑さでしたが、久しぶりに、午後には、風も吹いてきました。
でも、午後に雨の予報は外れました。
もう2、3日猛暑が続けば、去年と同じく、ブルーベリー干しが出現しそうなのです。
まあその前に、実がなくなって、店じまい。
お盆に、遊び場提供のユメは、相変わらず叶わないままです。
「キューちゃんだって、えんちょうさん。」
「8歳、女の子。細いし足も長い。いい子」
ブルーベリー狩りに来た子どもたちの声が、デッキまで聞こえてきました。
キューちゃんは、気が気ではありません。
一昨日の夜、お母さんが言ったのです。
「だいぶ疲れてるみたいよ。寝てばっかり。」
確かに疲れ気味です。
でも、犬は寝るのもお仕事なんです。
それなのに、お父さんは、昨日の朝、えんちょうせきの定位置に、連れて行ってくれませんでした。
キューちゃんは、デッキで、悲鳴をあげたり、歩き回ったりしました。
わたしのお仕事、お客様のお相手が、できないではありませんか。
けれども、お母さんの言葉を気にして、お父さんは知らん顔です。
そのうちに、犬連れのお客さんが来ました。
愛犬を受付け近くに繋いで、ブルーベリー狩りに、行ってしまったのです。
その後に来た別の家族の子どもたちは、その犬をえんちょうさんと、思ったのでしょう。
よその犬を相手に、楽しそうしています。
違いますよ、キューちゃんはここにいます。
わたしが、えんちょうさんなんですよ。
「あっ、キューちゃんは向こうにいるんだよ。今、連れてくるね」
ようやく、お母さんが、気がついて下さいました。
やっと、受付け近く、キューちゃんは定位置になりました。
夕方、お母さんが、お父さんに言いました。
「キューちゃん、お相手をしながら、ときどきこっちを見るのね。
『こういうおもてなしでいいですね』って、確かめるみたい」
「あいつ、アイパッドで写真を撮ろうとすると、顔をそむけてしまう。いろいろ怖がりなんだ」