リハビリしないと、腕があがらなくなるよ、五十肩。
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「あっ、左の肩です。七十肩。」
「ごめんなさいね。左だった」
右肩にリハビリの電気を当てて、遠くから左肩を治す治療法なのかと、一瞬間があいてしまいました。
「七十肩ねぇ。五十肩は無かったの?」
「奥手なものですから」
なんて冗談はどうでも良いのでした。
去年4月、つい力を入れて重い機械を動かそうとした時、左の肩を痛めてしまいました。
でも、始まったばかりの農作業に気を取られて、それにお医者さんまでが遠くて…。
やっと10月になって、お医者さんに行って、五十肩のプリントを頂きました。
リハビリに通うようにも言われましたが、まだその時は危機的状況ではなかったのです。
ところが、12月になると、左肩のあたりが、猛烈に痛むようになりました。
夜も眠られなくなりました。
「5ヶ月放置していたら、その2倍の10ヶ月、治るまでにかかります」
作業療法士の若い先生の言葉です。
話してみると、腕が上がらなくなっている人が、身の回りに沢山いました。
皆んな平気なんだ。
確かに夏の頃、剪定バサミで指を切った時、村の診療所の先生が言ってました。
「腕をしっかり動かしておかないと、固まってしまって、上がらなくなりますよ」
それで少しは、自分でリハビリしてました。
でも、そんなのではダメだった。
五十肩って、日にちぐすりで治るとは限らないみたいですよ。
油断大敵、リハビリでしっかり治しておきましょう。