ATM振込画面の不思議
金融機関に行って、ATMで振り込みをしようと思いました。
もちろん、詐欺に引っかかるような大金ではありません。
と言うことは、ここでは関係ないか。
振込先の店名301を、入力しようとすると、イとか、サとかのキー画面が出ました。
あれっ、数字のキー画面でないと入力できないぞ、どういうことだろう。
「すみません。振込の仕方がわからないのです」
早速、窓口へ行きました。
待てよ、これと同じようなことが、前にもあったような…。
いわゆる既視感というやつです。
すぐに、親切にATMのところまで出て来てくれて、初めから誘導してくれました。
年寄りとはいえ、ATMでの振込くらいはできます。
ただ、この変なカタカナまばらの画面が、わからないのです。
「ああ、301なら、サを押してください」
そうだった。一年くらい前にも、それを教えてもらったのだった。
それにしても、3の場合にはサを押すなんて、思いつかない。
なんだか異次元の世界にでも、来たような気分になったものでした。
これもお年のせいでしょう。
なお、この1年間の間に、まったく振り込みをしなかったわけではありません。
たぶんその時は、請求書に店名が日本語で書いてあって、戸惑わなかったのだと思います。