腕章、帰ってきました。
「漁組の腕章、川で拾った人が、釣り具店に届けてくれてねえ、預かってきたよ」
4月のはじめの頃、村のある人から電話がありました。
恥ずかしながら、その1ヶ月ほど前に、渓流釣りに行って、落としたのでした。
漁協の組合員になっていて、この腕章が日釣り券の代わりになるのです。
朝早く日釣り券を買うのは、気がひけます。
いやそれよりも何よりも、日釣り券を売っているところはそんなに無いので、腕章は助かります。
ただ、このところずーっと、年間を通して数回の釣行なので、元が取れているかどうか、まあそれもいいでしょう。
そうそう、この頃は、コンビニでも、日釣り券が買えるようになって、便利になっています。
落としたことには、川から上がった時に、気がつきました。
あわてて川へ戻りましたが、もうくたびれていて、岸の上から探して歩いただけでした。
やはり、ないとなると不便なので、しばらくして漁協の本部へ行って、再交付してもらいました。
「流れていってしまった。」
紛失理由には、そう書きました。
ほんとうは、どのあたりで落としたか、不明だったのですが…。
下流の木の枝に引っかかっていたと聞きましたので、増水した時に、流れていってたのでしょう。
1回目の紛失なので、交付料が少なくてよかった。
2回目からは、3倍くらいの交付料になるそうですが、もう落とすことはないでしょう。
じゃなくて、落としてもスペアがあるから安心、というもんでしょう。
いっそ、2つとも首からぶら下げて、釣行したものでしょうか。
3人の方に、お世話をかけました。
ありがとうございました。