雨の日には
「秋の終わりになって、園芸家はこの一年、一度として庭を見たことがなかったことに気がつく」
チェコの園芸家カレルチャペックに、そんなような文章があったと思います。
毎日毎日、作業ばかりしていて、花を楽しむこともなかった、という意味でしょう。
でも、ブルーベリー園花の谷の園主は大丈夫。
確かに、今日のような雨の日は、外での作業はできません。
でも、小止みの時に朝晩二度、傘をさして園内を点検して回りました。
と言いながら、元気のない枝を切って負担を軽くしてやったり、アケビなどを退治したり…。
あるいは、昨日掘り出した大石を転がして、脇に捨てたり…。
石があると、草刈機を使う時に危ないのです。
やっぱり、手を出してしまいました。
上の写真の真正面は、マキの木、つまりコナラの木です。
近くには新緑になりつつある木もあるのに、芽を出すのがこんなにおそいのです。
でも、椎茸の原木になるし薪になるし、とても重宝される木です。
そうそう、カブトムシが集まってくるので、わざと残してあるのです。