コンテナハウスホール
先日の音草学校のコンテナハウスのことです。
しの笛や太鼓、琴の演奏が行われたホールは、コンテナを集めて造られたものです。
18年前に作られて、世界の海や陸を旅した8個の中古コンテナを、長方形の「ロ」の字形に並べてあります。
コンテナはあちこち傷やらヘコミやらがあるそうですが、綺麗に塗装してありました。
その「ロ」の字の内側に、上の写真のような屋根をつけて、ホールにしています。
8つのコンテナの中は、事務所や住居、宿泊室など、なのでしょう。
遠くから、音草学校に学びに来る生徒たちのためにも、使うのだと思います。
オープンの日は、暑い日でしたが、コンテナの中に断熱材が入れてあるとかで、涼しいものでした。
古いコンテナをリホームして、ここまでするには、随分お金がかかったと思います。
しかし、ホールと8つの部屋を作ろうとしたら、もっと莫大な費用が要ったことでしょう。
基礎がないから、固定資産税も要らないとも、ある人から聞きました。
去年のある日、不思議な雰囲気の2人の女性が、浜松のコンテナ会社に訪ねて来て、始まったというこのコンテナ施設。
よく思いついたものです。
ただ、ここ以外では、行政の建築許可が下りないから、作れないみたい。
実を言うと、いくつものコンテナが置かれた時には、びっくりしました。
でも、溶け込みつつあるように思います。