巨大薪割り機でのお手伝い
ある若者が、木を切って炭焼きをするというので、何度か、見学兼お手伝いに、行っています。
先日は、エンジン式の大きな薪割り機で、コナラの木を割るのを手伝いました。
長さが1メートル、直径が太いものでは30センチメートルもあるコナラの木です。
わが家にも薪割り機はあります。
でも直径20センチメートル、長さ40センチメートル程度の原木を割るくらいが限界です。
1メートルの原木は、エンジン式の本格的なものでないと、無理。
手順は、まずそんなとてつもなく重いのを、転がしてきたあとに持ち上げて、薪割り台に載せます。
もちろん、ここでは自分は一切手出しはしません。
危ないのです。
手を出させてもらえない、と言うべきでしょう。
次に、若者は、レバーのスイッチを手前に倒して、薪押しピストンを動かします。
この時初めて、自分はレバーでチョークを絞って、エンジンを全開する手助けをします。
すると薪が刃に押し当てられて行って、薪が割れます。
それを見て、自分はレバースイッチを、逆に向こうへ倒して、薪押しピストンを戻します。
若い相棒は、割れた薪を薪割り機から外します。
しばしば、原木がすっきり割れなくて、ナタで切り離したりもしなければなりません。
それから、若者が新しい原木を薪割り機にセットして、次の薪割り作業が始まるのです。
つまり、自分の手助けを作業はと言うと、薪割り機近くに座り込んで、レバーを二つ動かすだけ。
それでも、若者の動く範囲は相当程度軽減されると、思っているのです。