わらび刈り園はありえるか
「わらひが生えてますけど、採らせてもらってもいいですか」
「どうぞどうぞ。
ここは標高が高いから、7月でも柔らかいし、アクもそんなにないですよ。」
花の谷には、わらびのために、ブルーベリーを植えずに、野原のままにしてあるところがあります。
また、畑と畑の間の斜面でもわらびが採れます。
「こっちの方が面白い」
中には、わらびを採ってきて、そんなふうにおっしゃる方もあります。
あのう、わが家はブルーベリー狩り園なんですけども…。
そうそう、ブルーベリー園花の谷、ブルーベリー狩りのお客様から、聞かれることがあります。
「5月頃に、わらび狩りをさせてもらうことはできませんか」
すみません、ブルーベリー狩りの期間中だけに限らせてもらっています。
というところで、わらび狩り園について考えてみました。
結論を言えば、わらびはブルーベリーほどの生産力?がないから困難、ということになります。
つまり、1日に5人も人が入れば、わらびは無くなってしまいます。
そのあとに、わざわざ遠くから来てくれたお客様に、何と言って断ればいいものか。
それに5月の頃は、ブルーベリー園の手入れやら、あまりやってないけど野菜作りやらで、やることだらけなのです。
改めて思うけれど、ブルーベリーは株が大きくなれば、たくさんの実をつけてくれます。
もちろん、栽培植物としての欠点はあります。
けれども、あの小さな青い実は、小さい子にも向いています。
自然の中に入って楽しめる素敵な植物でもある、と思っています。