「山の田んぼ」は、 都会人のためにもある

黄砂につつまれた売木村中心部(こまどりの湯より4/18)
このあたりには、建物がたくさん見えますが・・・。
「なぜ、山間地の小規模稲作にこだわるの?」
と題した文章を引用します。
今、いちばんの関心事、心配事です。
「今、農家の高齢化に伴い、荒廃地が増えるばかりですが、このまま、上流地域の水田等が、荒廃することにより、土砂の流出、災害時のダム効果の低下等、下流地域の方に与える影響も多大です。
いく世代も受け継がれた農地を維持するためにも、山間地の小規模農業にこだわります。」
(「ネットワークうるぎ 米 通販」のHPより引用)
去年、近くの田んぼの斜面が、大雨のときに、くずれたことがありました。
「けいはん(畦畔?)の草刈りを、以前ほどやらなくなったからなあ」
と、その田んぼの人が言っていました。
絶えず、人の手がかかっていないと、すぐにくずれてくるもののようです。
修復には、ずいぶんお金がかかるみたいでした。以前は、かなり、工事の補助金が出たけれども、それも少ししか出なくなったと聞きました。
以前の自分だったら、「個人の田んぼの修復工事だから、自己責任」みたいに考えたと思います。
でも、長年農業をやってきていると、年金も月数万円。
(「十数万円」ではありません。本当に、農家のおじいさん、おばあさんの年金は、そのくらいなのです。)
そんな年金の人たちが、田んぼの修復工事など、容易にできるでしょうか。
かといって、放置すればどんどん荒れは広がるばかりです。
今、山の田んぼは、高齢化で荒れ始め、荒れても修復されない、そんな危機的状況になりつつあるのです。
もし、そんなふうにして、山の田んぼが荒れたら、
「土砂の流出、災害時の(水田による)ダム効果の低下等、下流地域の方に与える影響も多大」
になります。
山間地の田んぼの修復工事は、下流の都会の人々のためにも、大切なことなのです。
都会からみれば、
「はるかかなたの、関係のない山奥のこと」
に見えるかもしれませんが、実際は、他人事ではないのです。
この山間地に住んで1年、
「都会の人間の納めた税金を、山奥の、人もほとんど住んでない所に使っている」
という考え方は、間違っていたと、反省しています。
「美味しい空気と、お水と、いっぱいのお日様をあびて育ったはざこまち」
と、「うるぎネットワーク」。
でも、都会の人こそ、美味しい空気と、きれいなお水を、山間地から、ただで、いただいているのではないでしょうか。
ぜひ、税金を山間地に投入して欲しいものです。そして、人が入ってくるようにしてください。
「山の田んぼ」は、都会の人のためにもあります。
追記
愛知大学の学生たちが、売木で、お米を作らせて欲しい、と申し出ていると聞きました。
素晴らしいことです。
たぶん、最初はうまくはできないでしょう。
ほとんど、村の人たちにやってもらうことになるでしょうが、それでもいいでしょう。
たくさん世話をかけて、たくさん学んでください。
かげながら応援しています。
素人農事メモ 4/19 曇り、暖か
午前中、シイタケ原木置き場の害獣よけネット張り
午後、野菜畑の畝つくり、3列目完成
一列目は、ジャガイモ種芋とレタス苗
二列目は、エンドウの苗(トンネル張り済み)
三列目は、カリフラワーとにんじんの苗
早すぎて、霜にやられる可能性大いにあるのを覚悟
