ラーパーさんの「花の谷」だより 

 信州南端の小さな村で、05年3月の定年退職を機に、ブルーベリーや草花を楽しむ生活を始めました。
そんな田舎暮らしの毎日やこれまでのことなどです。

ところが、もともとがなまけもののためとか、そのほかいろいろなささいな理由で、このところ更新がずっとお休みで、何人かの方にはご心配をおかけしました。

 21.9.14現在、元気ですので、どうかよろしくお願いします。



自費出版の「ラーパーさんの『花の谷』」だより」(1000円、パレード社)は、おかげさまで残りわずかとなりました。
 現在は、売木村のふるさと館だけでお求めいただけます。
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「山の田んぼ」は、 都会人のためにもある


黄砂につつまれた売木村中心部(こまどりの湯より4/18)
 このあたりには、建物がたくさん見えますが・・・。


「なぜ、山間地の小規模稲作にこだわるの?」
と題した文章を引用します。

 今、いちばんの関心事、心配事です。

「今、農家の高齢化に伴い、荒廃地が増えるばかりですが、このまま、上流地域の水田等が、荒廃することにより、土砂の流出、災害時のダム効果の低下等、下流地域の方に与える影響も多大です。
 いく世代も受け継がれた農地を維持するためにも、山間地の小規模農業にこだわります。」
(「ネットワークうるぎ 米 通販」のHPより引用)

 去年、近くの田んぼの斜面が、大雨のときに、くずれたことがありました。
 「けいはん(畦畔?)の草刈りを、以前ほどやらなくなったからなあ」
と、その田んぼの人が言っていました。
 絶えず、人の手がかかっていないと、すぐにくずれてくるもののようです。

 修復には、ずいぶんお金がかかるみたいでした。以前は、かなり、工事の補助金が出たけれども、それも少ししか出なくなったと聞きました。

 以前の自分だったら、「個人の田んぼの修復工事だから、自己責任」みたいに考えたと思います。

 でも、長年農業をやってきていると、年金も月数万円。
 (「十数万円」ではありません。本当に、農家のおじいさん、おばあさんの年金は、そのくらいなのです。)
 そんな年金の人たちが、田んぼの修復工事など、容易にできるでしょうか。
 かといって、放置すればどんどん荒れは広がるばかりです。

  今、山の田んぼは、高齢化で荒れ始め、荒れても修復されない、そんな危機的状況になりつつあるのです。

 もし、そんなふうにして、山の田んぼが荒れたら、
「土砂の流出、災害時の(水田による)ダム効果の低下等、下流地域の方に与える影響も多大」
 になります。
 
 山間地の田んぼの修復工事は、下流の都会の人々のためにも、大切なことなのです。

 都会からみれば、
「はるかかなたの、関係のない山奥のこと」
に見えるかもしれませんが、実際は、他人事ではないのです。

 この山間地に住んで1年、
「都会の人間の納めた税金を、山奥の、人もほとんど住んでない所に使っている」
 という考え方は、間違っていたと、反省しています。

 「美味しい空気と、お水と、いっぱいのお日様をあびて育ったはざこまち」
と、「うるぎネットワーク」。

 でも、都会の人こそ、美味しい空気と、きれいなお水を、山間地から、ただで、いただいているのではないでしょうか。

 ぜひ、税金を山間地に投入して欲しいものです。そして、人が入ってくるようにしてください。

 「山の田んぼ」は、都会の人のためにもあります。

追記
 愛知大学の学生たちが、売木で、お米を作らせて欲しい、と申し出ていると聞きました。

 素晴らしいことです。

 たぶん、最初はうまくはできないでしょう。
 ほとんど、村の人たちにやってもらうことになるでしょうが、それでもいいでしょう。
 たくさん世話をかけて、たくさん学んでください。
 かげながら応援しています。
 
素人農事メモ 4/19 曇り、暖か
 午前中、シイタケ原木置き場の害獣よけネット張り
 午後、野菜畑の畝つくり、3列目完成
  一列目は、ジャガイモ種芋とレタス苗 
  二列目は、エンドウの苗(トンネル張り済み)
  三列目は、カリフラワーとにんじんの苗
 早すぎて、霜にやられる可能性大いにあるのを覚悟



















 

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