ネットワークうるぎに、補助金もあって、コンバインが入ったと聞きました。
ついでがあったので、試運転現場へ行ってみました。
ところが、場所を聞き間違えたらしく、誰もいませんでした。
翌日、スタップのひとりが、田んぼの手刈りをしているところに、行き会いました。
手刈リは、田んぼの四隅だけです。
機械が入っても、四隅は手刈りでなければできないのです。
「高いのは買えなかったので、ふたすじ刈りてす。
そしたらものすごく時間がかかって、結局手刈りと変わらなかったくらいです。」
なるほどねえ、百数十万円くらいでは、そうなるみたいでした
「そんなに高いの?それで元は取れるの?」
以前、ある年上の農家が、700万円とかのコンバインを勝った、と聞いたときのことでした。
「そういう問題ではないぞ」
そう叱られて、納得した気になったことを、思い出してしまいました。
けど、農業って損得ではないのかなあ。
ネットワークうるぎのコンバインのほうは、結局見ないままです。
とうに村の稲刈りは、終わってしまっています。
自分は相変わらず、コロナうつすのうつされるのどっちも怖いで、引きこもっているのです。