未明に、雨音が聞こえてきた、と思いまし。
予報では晴れのつもりだったのに、朝起きてみたら、ほんとうに雨でした。
おかげで、午前も午後も、薪割りと薪切り、ざんまい。
薪材は、ベランダの下に運び入れてあって、雨に濡れることはありません。
でも、意外に早くストックが無くなってしまって、屋外の薪材置き場から運び入れ。
それに、薪置き場へ持って行く時も、雨に濡れました。
朝は、外気温7℃、だいぶひんやりでした。
この花冷えで、満開中の桜の花は、長持ちするのかもしれません。
ソメイヨシノ、エドヒガンザクラ、シダレザクラ、などなど、今年は良く咲いています。
木が大きくなってきたせいでしょうか。
遠くから見ると、あんなにあったのかと思うほどです。と言うほどでもないかな。
ただ残念なのは、ヤマザクラがまだぜんぜん咲いてないこと。
ソメイヨシノにてんぐ巣病のせいで、勢いの少し弱いのがあること。
いろんな樹木を植えすぎて、統一感がないこと、です。
もし今から植えるのだったら、エドヒガンザクラとシダレザクラに絞って…。
でもまあ、花の谷ならぬ桜の谷めいて、嬉しいのです。
ただ、村へ降りて行くと、あちこちの桜たち、名所だらけです
桜の谷なんて、とても恥ずかしくて、言えそうにありません。
以下、ウクライナ西部、リビウ近郊での小噺だそうです。
今朝のNHkの日曜美術館で、やっていました。
いつもは見ない番組です。
「私はオーストリア=ハンガリー帝国で生まれ、
ポーランドで結婚し、
ソ連で働き、ウクライナで余生を送っている。
しかし、私は一度も、自分の村から出たことはない。」
つまり、住んできた所は、そんなにも何度も支配者が代わってきたのでした。
一生の間に、4つの国の国民になったことがあるなんて…。
ウクライナの人たちは、今度はロシア国民にさせられそうで、必死に戦っているのでしょう。
彼の地は、とったりとられたり、日本人の自分には、想像もできない世界なのでした。
いやいや、今回は領土や財産ばかりではなくて、自由と民主主義とを奪われないための戦い、なのでしょう。